🧩 テーマ:やる気が出ない自分を責めない

一言タイトル:「休むのは、怠けじゃない」
💭 こんな時、ありませんか?
「気持ちが乗らないのは、自分が甘いからだ」と思ってしまう

周囲が忙しそうだと、自分だけ休むのが申し訳なく感じる

無理して続けた結果、心も体もボロボロになってしまう

誰でも波があるのが人間です。
「やる気が出ない」ことがあるのは、むしろ自然なこと。
大切なのは、それに気づいて「立ち止まる勇気」を持つことです。

📖 養生訓より
「身を労するにも、休むを以て本となす」
―貝原益軒『養生訓』意訳 香月恭弘

益軒は、「働くことも大事だが、休むことこそ基本」と教えています。
元気な人ほど、「がんばり過ぎ」に気づけないものです。

🌱 頑張ること=正義ではない
私たちは、「一生懸命働くことが美徳」という価値観を持ちがちです。
でも、メンタルヘルスの視点から言えば、
「がんばりすぎ」は逆に健康を害する“過剰栄養”のようなもの。

🔑 清活習慣のすすめ:「疲れを正直に認める習慣」
📌 今日からできる実践法

朝、鏡を見て「今の自分、疲れてない?」と声をかける

一日の終わりに「今日、自分をいたわる時間はあったか」振り返る

休むことを“戦略”と考える。「回復すれば、また動ける」と知る

🧭 私の体験から
私がうつを患ったとき、一番きつかったのは「休むこと=負け」という思い込みでした。
心が疲れているのに、動き続けて、ついに動けなくなってしまった。
でも、ちゃんと休んだときに気づいたんです。
「止まったからこそ、前に進める日が来た」と。

🧩 おまけの一言
「“動かない”日があってもいい。心には、休息の栄養が要る。」